ネットスーパーの誕生とこれから
インターネットビジネスの草創期、それは1990年の中頃において
早くもインターネットを介して、スーパー（ネットスーパー）が登場しています。
インターネット草創期の典型的なネットスーパーとしては
アメリカのウエブバン社が挙げられます。
ウエブバン社は、オンラインを唯一の販路としたスーパーマーケットとして
1996年に設立された会社です。
インターネット上のバーチャル部門を充実させるだけにとどまらず
在庫管理や物流にも力を入れて、全米各地に最新式の自動化倉庫を建設しました。
しかし、ナスダックに上場を果たしたものの
創業以来、一度として利益を上げることなく廃業してしまいましたが
同社は、受発注業務の合理化、省力化には成功し、そのパイオニアといえます。
その後、次世代のネットスーパーが、このビジネスモデルを改善し
イギリス大手のスーパー「テスコ」は、オンラインを販路とするいっぽうで
世界各地に多数のリアル店舗も展開しました。
バーチャル展開のオンライン受注と、リアル展開の既存店舗、配送網をを
うまく融合させたビジネスモデルです。
さらには、皆さんご存知のアマゾンドットコムも、ネットスーパー事業に参加していきます。
新鮮で高品質な食料品を購入できる、プライム会員向けのサービスとして
「アマゾンフレッシュ」を展開しています。
今日では、イトーヨーカドーやイオン、西友、楽天マートなど
日本の大手ネットスーパーも、その実力を伸ばしてきています。
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